Master_Piece_FX(マスターピースFX)トレードロジック考察。


FXの自動売買ツール(EA)として話題になっていた、

『Master_Piece_FX(マスターピースFX)』

こちらのトレードロジック、バックテスト結果などを考察していきます。

↓↓↓

Master Piece FX(マスターピースFX)
販売URL :https://tamura-master.s3.amazonaws.com/system/top/it.html

Master_Piece_FX(マスターピースFX)トレードロジック考察。

販売元は投資系の情報商材を多数のトレーダー?と次々とリリースしている、
良くも悪くも(むしろ多くは悪い方?)この業界では有名な

「クロスリテイリング株式会社」

で、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」は、
世界最新鋭の技術を搭載したFXトレードシステム(EA)らしいです。

販売ページの方で公開されている運用パフォーマンスは、

・勝率97.18%
・341連勝
・最大ドローダウン3.46%

と思わず目を疑うようなトレード実績の数々が並んでいますが、
これらの実績は全て販売の方が開始された当初から公開されているもので、
それ以降、新たなトレード実績が公開された経緯はとくに見受けられません。

このMaster Piece FX(マスターピースFX)の販売が開始となったのは、
このシステムの販売登録が行われているASPを確認する限り、

2020年1月21日が登録日となっていますので、
すでに1年以上の期間が経過している状況となっています。
(こちらの記事は2021年の2月に書いています。)

つまり、販売ページの方に公開されているトレード実績は全て、
この「Master Piece FX」の販売が開始される「前」のものであり、
少なくとも、販売開始後の実績は全く公開されていないという事です。

よって、販売ページに公開されているトレード実績は、その全てが、

・過去の相場を対象とするバックテストの結果である可能性
・システムを完成させる前の開発段階の実績を後付けしている可能性

などである可能性があるため、これは全くアテになりません。

仮にそれらの実績が全て「バックテストの結果」であるなら、
過去の値動きを対象とする形のトレード実績は、ただの「後付け」で、

『このような条件で売買を行っていればこれくらい勝てていた』

という売買条件を幾らでも作り出せてしまうからです。

要するに、過去の値動きにひたすら「帳尻」を併せる形で、
限りなく常勝に近い売買の条件を後付けで強引に作り出してしまえば、
あとは、その条件を搭載したトレードシステムを引っ提げて、

「これくらい勝てている自動売買システムです!」

と銘打って、それを売り出す事が出来ます。

つまり、そのトレードシステムを世に出す前(販売前)の段階であれば、
そのようなやり方で「常勝」に近いシステムを売り出せるわけです。

ですが、そんな「過去の値動きに帳尻を合わせただけのシステム」では、
まず間違いなく、実際の相場で継続的に勝ち続けるような事は出来ません。

そのようなシステムに搭載した売買の条件は結局のところ、


 ・負けてしまう相場を対象とするトレードを避けられる条件
 ・勝てていた相場を対象にできるトレード条件
>

これらを強引に付け足していったものに過ぎないからです。

***

確かに、先々の相場を予測し、分析していく上では、

「過去の相場の値動きを分析して先々の相場を予測する」

という事を前提とする「テクニカル分析」が有効となりますが、
これは「ただ過去の値動きにただ帳尻を合わせる行為」とは似て非なるものです。

大前提として、そのような「テクニカル分析」は、

「値動きの中に表れる人間心理の統計分析」

という側面もあるため、実際にテクニカル分析で値動きを予測するには、
そのような「心理」や「統計」の原理原則に沿った分析を行う必要があります。

それらを無視した「過去の相場に帳尻を合わせただけの条件」では、
短期的には勝てる事があっても、長期的に勝ち続ける事はできません。

仮にこのようなやり方で実際に「勝ち続けられる条件」を作り出せるなら、
今頃、相場の世界は勝てるノウハウやツールだらけになっているはずだからです。

バックテスト結果「だけ」で有効性の判断はできない。

ただ、この手の「販売」の対象となっているようなFXの自動売買ツールは、

『これくらいは勝てている(はずの)ツールです』

という実績のみを表面的にアピールできれば十分に「売る」ことはできます。

それが実際に「本物」であっても、また実際は「偽物」であっても、
バックテストの結果が良好である事は「当然」であり、
重要なのは、実際の相場に対して通用しているかどうかです。

その上で、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」は、
販売後、すでに1年以上の期間が経過している状況でありながら、

「実際の相場の値動きに通用している事の証明」

となる、販売開始後のトレード実績が全く公開されていません。

この手のトレードシステムは実際に「販売」を開始した時点で、

・検証目的でこの手のシステムを率先して入手する検証サイトの運営者
・販売開始時点で公開されているトレード実績をアテにした一般の購入者

少なくとも、このような人達の手に実際の「システム」が提供されます。

そのような「全くの第3者」に実際のシステムが提供された時点で、
販売者側も「虚偽の実績」などを公開するような事はできなくわけです。

「販売元がその運用実績と異なる虚偽の実績を公開する」

という事を行えば、すぐにでもそのような「詐称行為」が明るみになり、
それこそ「詐欺罪」を立証できる『動かぬ証拠』になってしまいます。

今のご時世で、そのような事をすればすぐに情報が拡散され、
たちまち、そのようなFXのシステムは販売停止などに追い込まれますから、

「販売開始後の継続的なトレード実績がどういう状況になっているか』

という点で「そのシステムが実際の相場に通用しているかどうか」が分かります。

そのような継続的な実績こそが「ごまかしようのない本物の実績」と言えるわけです。

ですが、この手のFXの自動売買をトレードシステム(EA)においては、
いざ販売開始となった後の継続的なパフォーマンスは全く公開されないまま、

「販売前(公開前)のパフォーマンスだけが常に公開されている」

というものが、その大半を占めている傾向にあります。

まさに今回の「Master Piece FX(マスターピースFX)」がそうであるように、
販売開始後(公開後)のパフォーマンスを継続的に公開し続けているシステムは、
少なくとも、私が知っている限りでは「皆無」なのが実情です。

実際にこのようなFXの自動売買のシステムを販売する側としても、
今現在の相場に対する現在進行形のトレード実績こそが、
最も信憑性の高い「強力なアピール材料」になるにも関わらず、
それを全く公開していない理由などは、もはや言及するまでもありません。

それこそ、実際の相場を対象とする形では、

「到底、大々的に公開できるようなパフォーマンスを実現できていないから」
「当初の販売ページで公開している実績が全く再現されていないから」

といった状況にあるため「公開できない」のだと思います。

現にこの「Master Piece FX(マスターピースFX)」を先立って購入し、
実際の相場を対象としたトレード結果を公開しているサイトなどでも、
販売ページに公開しているようなパフォーマンスは実現できていませんでした。

その数字が一致していたのは「勝率の高さ」の一点であり、
これも結局のところ「リスクリワード」の条件を引き下げる事で、

「高いリスクを背負いながら小さなリターンを積み上げる」

というトレードロジックで勝率のみはそれなりとなるものの、
トータル的な収益は短期間の検証ではプラスになる事はあっても、
その後、数カ月間の検証結果では軒並みマイナスになっているようでした。

これもこの手のFXの自動売買ツールによくあるタイプの、

「コツコツ勝ってドカンと負ける」

というロジックで、いざ大きく負けてしまう状況が訪れるまでは、
短期的、一時的には勝てている状況(プラス収支)となりますが、
その収支は数回の負けトレードで簡単に消えてしまうのが実情です。

それこそ、この手のFXの自動売買ツールを「売る側」として、
運が良ければそれなりの期間はプラス収支を維持できる事になるため、

「あわよくば、その間の実績をアピールして更なる販促につなげる」

という事が可能になり、実際にそのような手口で短期的に売り出され、
最終的には多くの利用者を破綻させている自動売買ツールがごまんとあります。

その点で、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」は、
販売開始後、わりと早い段階で収支がマイナスになってしまったため、
販売時点のバックテストの結果のみがいつまでも公開されているのだと思います。

最大ドローダウン3.46%の謎。

販売ページに公開されている実績が全て「バックテストの結果」であるなら、
先ほども言及したように、過去の値動きに帳尻を合わせていけば、
勝率を極端に上げる事もできればドローダウンの数値を下げる事もできます。

ですから「最大ドローダウン3.46%」という数時においても、

「3.46%以上の損失を出さないように帳尻を合わせた」

というだけの話であり、実際の相場ですぐにそれ以上のドローダウンが生じ、
それ以上の損失が伴うというケースは、何ら珍しい事ではありません。

とくに、この「Master Piece FX」の推奨ロット数(売買数量)は

・10万円運用 :0.01ロット(1000通貨)
・100万円運用:0.1ロット(10000通貨)

と、比較的、低めの数値設定が「推奨」されているため、
これはドル円などの通貨であれば、レバレッジをほぼ使わない、
運用資金分の現物(レバレッジ1倍分)の売買数量に近い数字です。

ただ、もしも、この「Master Piece FX」が15年もの「現実運用」で、
本当に最大ドローダウン3.46%という数字を実現できているなら、
この推奨ロット数はあまりにも売買数量が少な過ぎます。

こうも消極的な売買数量をあえて「推奨」しているのは、
結局のところ、それくらいの売買数量で運用を行わなければ、
運用資金がショートしてしまう可能性があるからに他なりません。

もちろん、購入者のリスクを減らす配慮は必要だと思いますが、
販売ページに掲げている数字に対しての推奨ロット数があまりに見合わないのは、
結局のところ、ロジックにもシステムにも自信がないのだと思います。

それこそ、ただ過去の相場に対してロジックを「後付け」したのであれば、
その事は販売者自身が何よりも、それを「分かっている」わけですから、
実際の相場で同様の実績が再現されない事も自覚しています。

だからこそ、控え目な売買数量(ロット数)を推奨値とした上で、
出来るだけ長く運用を継続できるようにしたのではないかと思いました。

販売者側としも、出来るだけこのシステムを長く売りたいはずですから、
数日、数カ月で利用者の資金がショートする状況は避けたかったはずです。

何にしても、この「Master Piece FX」のご購入、ご利用は、

『私はお勧めできない』

という結論です。

***

この手の自動売買ツールが本物かどうかの判断方法や、
その基準などについては以下の記事でも詳しく言及しています。

こちらも是非、併せて参考にしてください。

本当に稼げる本物のFXトレードの自動売買ツール・EAの見極め方

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