中古車で節税対策をする為の減価償却の考え方。

バイヤーとして「中古車」を扱っている職業柄、
時折、それなりに成功している経営者の方などから、


「節税」


を目的とした中古車の売買を依頼される事があります。


節税対策と言われるものは色々あると思いますが、
やはり中古車を購入する節税対策は、
さほど手間もかからないわりに効果は大きいですからね。


現に私もバイヤーとして中古車を扱いながら、
会社の「自家用車」として扱う中古車に関しては、
きっちり経費計上をして節税に中古車を利用しています。


これは中古車バイヤーであれば実は誰でも出来る事なので、


「中古車バイヤーの旨味の1つ」


として、今日はこの「中古車」を利用した節税対策について、
その注意点等も含めて取り上げてみたいと思います。


「中古車を買って節税しようと思っていた」

「何か割のいい節税対策を探していた」



そんな経営者の方にも役立つ話になっているはずです。

中古車で節税をする為の減価償却の考え方。


会社経営者における「税金」の最高税率としては、
法人税だ事業税だ住民税だ消費税だと
モロモロを全て足していくと何だかんだで
50%(約48%)は普通に取られてしまいます。


要するに儲け(利益)の約半分は税金で消えるわけです。


一応は「累進課税」が基本なので、
全ての会社がこの税率になっているわけではありませんが
法人ですと年間の営業利益が800万円を超えるとこの税率なので、
月に67万円くらいの利益があれば、もうこの最高税率です。


普通のサラリーマンなどからすると大きな金額ですが、
月に67万円の利益はそこまで高いハードルではありません。


むしろあえて会社を経営していくのであれば、
これくらいの利益は出せて当たり前・・・かなと思います。


それこそ中古車のバイヤーとしてであれば、
10万円くらいの利益を抜ける車を7台売買すれば、
普通に超えてしまうような金額ですから、


営業利益800万円で最高税率48%


というのは、それなりに儲かっている経営者からすると、
本当にすぐに到達してしまうラインなわけです。


そこで多くの経営者は「節税」を考えるわけですが、
その中でも節税効果が高く手間もかからない節税対策。


それがまさに、


「中古車を購入する事」


なわけですね。


『なんで中古車を買う事が節税になるの?』


という人も少なくないと思いますので、
まず税金についての基礎知識から簡単に説明しますが
基本的に会社を経営していく中で「出費」していった費用は、
基本的に全て「経費」として計上していく事が出来ます。


その上で会社が国に支払う「税金」というのは、
会社の「売上」から「経費」を引いた「利益」に対して、
先程の税率に応じた金額を支払うものになるので、
経費を高く計上しているほど利益が縮小して税金は安くなるわけです。


ですが、経費は経費ですので、
実際に入ってくるお金(売上)が大きくても、
それ以上に出ていくお金(経費)が大きければ、
結局、その会社は儲かっていない事になります。


ですので「儲かっている会社」というのは、
経費として出ていくお金以上に、
入ってくるお金(売上)が大きいわけですね。


そこで「車」のような高価なものを購入し、
それを「経費」として計上して利益を縮小するわけです。


そうすれば必然的に税金は安くなり、
手元には「車」というモノはしっかりと残ります。


要するに、ただ高い税金を取られるくらいなら、
車などを買ってしまった方が「得」という事ですね。


ただ、税法上の「経費」については


「資産になるようなものを購入した費用は、
 その全額を一括で経費に計上してはならない」



という「決まり」があります。


要するに「資産価値」のあるものの購入費用は、
その資産価値に応じた形で経費計上をしろというわけです。


これが税法上の用語で言うところの、


「減価償却」


というもので「車(自動車)」については、


「6年」


という期間で減価償却(経費計上)する必要があるのですが、
これはあくまでも「新車」についての決まりなので、
これが「中古車」になると、


「使用から何年経過している車か」


で、この「6年」を縮小出来るようになっています。


ここでも色々と細かい計算式があるのですが、
結論だけを言う使用から4年以上経過している中古車は


1~2年で購入費用全てを経費計上出来る


という事になっているんです。


要するに1000万円の車を「会社の車」として買った場合、
その購入費用を1~2年で全て経費にする事が出来ます。


1~2年で「減価償却」が出来るわけです。


新車の場合は6年の減価償却期間がかかるものを
1~2年で減価償却できるというメリットは非常に大きく、
節税を兼ねて車を買うという場合は、断然


「中古車がお得」


なんですね。


中でも使用から4年以上を経過している中古車が、
節税対策で購入する中古車としては「最適」なわけです。


節税効果が高い「4年落ち以上」の中古車。

ですので、節税を目的に中古車を探してくれという経営者は、
決まって4年落ち以上の中古車を希望してきます。


そして、出来る限り経費を多く計上する為にも
高い車(高級車)を要望してくる事になるのですが、
ここで1点注意が必要なのが、


「その車が税務署に社用車として認められるかどうか」


というところです。


あくまでも「会社の車」として車を購入する場合、
それはあくまでも「会社の業務に用いる車」である事が前提であり、
経営者の趣味嗜好で乗り回すような車では「社用車」とは認められません。


仮にそれが社用車と認められない場合は、
その車を購入した際の費用も「経費」と認められない事になる為、
その経費を差し引いた分だけ、後々になって


「追加徴税」


を求められてしまう事になるわけです。


要するに、後々、税務調査などがあった際に、
税務署にその車が「社用車である」と認められなければ、
その車を購入した費用を経費にする事は出来ないわけです。


決して「経営者の趣味で買った車」とみなされてはいけないわけですね。


その際、その線引きになると言われているのが、


「2ドア、2シートのスポーツカー」


などは、社用車とは認められない傾向にあり、
やはり「社用車」として使う事が前提なのであれば


「4ドア、4シート以上の車」


が好ましいと言われています。


要するにフェラーリやランボルギーニのような
2ドア、2シートのスポーツカーは
社用車としては認められない可能性が高いという事です。








実際、そういうケースは過去に多くあるようなので、
社用車として車を購入してそれを経費計上するのであれば、
フェラーリ等のスポーツカーは避けた方が無難だと思います。


絶対的に認められないというわけではないようですが、
税務署側としては「突っ込み易いポイント」になるので、
よほどその車を「社用車である」と実証出来る材料が無い限りは


「4ドア、4シート以上の高級車」


を社用車として購入しておいた方が「確実」です。


例えば


「ロールスロイス」



「マイバッハ」



「ベントレー」



などは、節税対策の高さでは「鉄板」ですね。


それこそロールスロイスの「ファントム」は、
実際に私が節税対策でその売買に関わり、
最も節税効果が大きかった高級車の1つです。





2500万円くらいで購入した費用を2年で全額減価償却して、
売却時は「赤字決算」を上手く狙った事もあり、
単純な「売買」では300万円くらいのマイナスだったものの、
節税効果では1200万円くらいのプラスを出したはずです。


こうして1000万円以上の高級車で上手く節税効果を狙っていけば、
実際に数百万円単位、1000万円単位の節税が出来るわけですね。


現に私も常に仕入れた車のうちの1台は「社用車」として
その車の「仕入れ費用」を「経費」で計上し、
減価償却していくようにしていますので、
中古車バイヤーとして中古車を扱っていく場合は、


「最も値が張った高級車をとりあえず社用車にしておく」


という形で節税対策も兼ねておくと、
その車を転売するまでに要した期間に応じて、
その費用の一部は減価償却分の経費として計上出来ます。


勿論、そういう車は自分が満足するまで乗り回し、
飽きた時点で転売するというのもアリですので


「個人的に長く乗り回したい高級車を社用車にしておく」


というのが、節税対策的にも有利かと思いますね。


中古車を扱っていく「バイヤー」としては、
自身の扱う「商品」でこういう節税対策も出来るという事です。


税金は儲かれば儲かるほど「デカイな~」と思い知らされますので、
儲けるつもりで事業を始めていく際は、ある程度でも、
予め、こういう対策を知識として入れておいても良いかと思います。


是非、参考にしてください。


橋本


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ネットビジネスと中古車転売、
2足わらじの会社経営者です。

夏はサーフィン、冬は仕事。
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