FXトレードのレバレッジ倍率に伴う損失、リスク計算の方法など


為替相場やビットコインの相場を対象とするFX(証拠金取引)では、
レバレッジを使う事で自己資金の数倍の資金で取引を行えるようになります。

ただ、実際にレバレッジを使ってトレードを行っているトレーダーの多くを、
その「仕組み」や「使い方」を表面的なレベルで分かっているつもりでも、

「レバレッジを用いたトレードの本当のリスク」

をあまり分かっていない傾向にあります。

もちろん、レバレッジをかけた分だけリターンが大きくなる事や、
それと同じくらいリスクが大きくなるという事は頭では理解していますが、

「そのレバレッジを使ったトレードで自分がどれくらいのを背負っているのか。」
「レートがどれくらい変動したら、どれくらいの損失を伴うのか。」

といったところを、しっかりと計算できていないトレーダーが多いわけです。

そこで今回は、レバレッジを使ったトレードにおける「リスク」の計算方法や、
最悪の場合の「資金ショートのリスク」や「現実的な可能性」などを解説していきます。

FX、トレードでレバレッジを利用する場合の「リスク」の考え方。

FX、トレードにおける「レバレッジ」は、その仕組みを単純な解釈する上では、


 ・レバレッジの倍率を高める事によって得られるリスク(損失)の大きさ
 ・レバレッジの倍率を高める事によって得られるリターン(利益)の大きさ


これらはレバレッジの倍率に応じて同じように大きくなるものであり、
レバレッジの倍率に対してリスクとリターンは常に「同じ」と思われがちです。

ですが、そのような「リスク」と「リターン」の考え方には根本的な誤りがあり、

「長期的にトレードで稼ぎ続ける」

という事を前提に「リスク」と「リターン」を捉える上では、
実質的な「リスク」のみが高くなるレバレッジ倍率のゾーンがあります。

そもそもFX(トレード)では抱えられるリスクに「限界(上限)」があるため、

「強制ロスカットや資金ショートによってトレードを行えなくなる状況」

に至るという可能性があり、それが最も「最悪な状況」に他なりません。

よって、FX(トレード)における「リスク」と「リターン」は、


 ・リスク(損失)には限界(上限)がある
 ・リターン(利益)には限界(上限)はない

このような側面があり、これは一見、メリットのように見えますが、

「勝ち続ける事に終わりはないが、負けには終わり(資金の全額ロス)がある」

という事を意味しているため、この最悪ケースのリスクだけは避ける必要があります。

そのような「資金の全額を失いような決定的なリスク」さえ避けられれば、
それこそ「リターン」の方に「上限(限界)」はありませんから、
理論上、FXは、青天井でいくらでも稼ぐ事ができます。

ただ、青天井で稼ぎ続ける上でもトレードそのものが「資金ありき」である以上、
やはり、資金の全額を失ってしまう決定的な負け(リスク)は避ける必要があるため、

「そのリスクが及ぶ範囲までレバレッジ倍率を高める行為は避けなければならない」

という事です。

レバレッジ倍率に対するリスク計算の具体例。

では、どれくらいのレバレッジ倍率でどれくらいのリスクが生じるのか、
どこまでレバレッジ倍率を高めてしまうと資金ショートのリスクが生じるのか。

これらは自分自身が行っている(行っていく)トレードにおける、


 ・「勝率」に伴う『負けトレード』の確率
 ・「リスクリワード」に伴う『リスク』の範囲


これらの「現実的な数字」によって変わってきます。

ただ、この2つのうちの「勝率(負ける確率)」については、
あくまでもトレードを行っていった上での「結果」となりますので、
これについては、完全にその数字(確率)を固定する事は出来ません。

ですが、リスクリワードにおける「リスク」については、

・どれくらいのレート変動が伴う範囲で利食いを行うのか
・どれくらいのレート変動が伴う範囲で損切りを行うのか

これらのルールを定めていく事で固定する事ができるため、
少なくとも、この部分に関しての「コントロール」は可能かと思います。

その上で、仮に「リスクリワード」を『資金の10%増減』で固定した際に、


 ・60%の確率で資金が10%増える
 ・40%の確率で資金を10%失う


このような勝率を実現できるトレードルールを確立していた場合、
同比率のリスクリワードにおいて「勝率」の方が高い以上、
このトレードルールが「有効」である事は間違いありません。

このような勝率とリスクリワードを実現できているトレードルールに対して
実際に「レバレッジ」を用いてトレードを行っていった場合における、
その「リスク」と「リターン」は以下のような計算式によって算出できます。

↓↓↓


 ・60%の確率で資金が【10% × レバレッジ倍率分】増える
 ・40%の確率で資金を【10% × レバレッジ倍率分】失う


この計算式から算出できる各レバレッジ倍率に応じた、
その「リスク」と「リターン」は以下のようになるという事です。

↓↓↓


 (レバレッジ倍率:2倍)

 ・60%の確率で資金が20%増える
 ・40%の確率で資金の20%を失う



 (レバレッジ倍率:5倍)

 ・60%の確率で資金が50%増える
 ・40%の確率で資金の50%を失う



 (レバレッジ倍率:10倍)

 ・60%の確率で資金が100%増える
 ・40%の確率で資金の100%を失う


つまり、このトレードルールでレバレッジ倍率を10倍まで引き上げた場合、
60%の確率で資金が2倍になりますが、40%の確率で資金の全てを失う事になるため、

「資金の破綻リスクが伴うトレード条件になってしまっている」

という事が、このような現実的な数字で十分にお分かり頂けると思います。

このように「レバレッジ」の倍率を高めてトレードを行っていく行為は、
一見は「リスク」と「リターン」を同じくらいだけ高めているように思えますが、
一定範囲のレバレッジ倍率で「資金がショートするリスク」がそこに伴います。

損失(リスク)を抱えられる範囲に上限(限界)がある以上、
レバレッジの倍率は必ず、その「現実的なリスク」を計算した上で、

「負けトレードにおける損失が致命的な金額にならない範囲で利用する」

という配慮が必要不可欠という事です。

レバレッジ倍率の「決め手」は「リスク」の許容範囲。

よって「レバレッジ」を有効利用していく事ができる適正な倍率は、
自らのトレードルールによって固定していく事ができる、

「どれくらいのレート変動が伴う範囲で損切りを行うのか」

という『リスクの範囲』がその決め手となります。

先ほど例に挙げたような「資金の10%の範囲」をリスクの最大値とした場合、
そのトレードルールの勝率が8割であろうと9割であろうと、
レバレッジの倍率を10倍まで引き上げてしまった時点で


 ・2割(10回に2回)の確率で資金の100%を失う
 ・1割(10回に1回)の確率で資金の100%を失う


という事になるため、このような数字が算出される時点で、
レバレッジを10倍まで引き上げる事は「できない」という事になります。

つまり、レバレッジの倍率を高めてリターンを最大化するためには、

「徹底してリスク(含み損)を抱えない前提のトレードルール」

を確立しなければならないという事です。

極端に言えば、エントリー時点のポジションに対して、レートがほんの少しでも、
ポジションと逆方向に動いた時点で即座に損切りを実行するようなルールなら、
レバレッジの倍率を高めても一度のトレードで資金がショートする事はなくなります。

あとは、そのようなトレード条件でどれくらいの勝率を実現できるか。

そこが重要なポイントになってくるわけですが、
以下などが、そこに視点を向けた関連講座となっていますので、
こちらも併せて、参考にしていただければと思います。

FXの必勝法?コツコツドカンの「逆トレード」で勝つ方法。

テクニカル分析でFX、トレードの勝率を極限まで高くする方法。

以上、レバレッジを用いたトレードの現実的なリスクやその計算方法についてでした。

是非、参考にして頂ければと思います。

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